月一回の千葉クラスでは、アルウィンの水彩画テキストを参考にリンゴとコーヒーカップを描きました。カドミウムレモン、アリザリンクリムソン、フレンチウルトラマリンの3色の組み合わせで、大胆に光と影を表現します。 明るい所の隣は暗い色、暗い色の隣は明るい色、紙の白地を生かして透明水彩画らしい「技」を習得します。
お教室後、生徒さんの勧めで千葉市美術館で開催されていた「水彩画家 大下藤次郎展」を観に行きました。明治時代の水彩画のパイオニア的風景画家の展覧会で、見応えがありました。印象派のターナやモネの影響を受けたと思われる画法と色彩感覚で描かれた明治時代の風景画の数々からは、温かく日本人らしい勤勉さも感じられました。また、時代の記録としても興味深いものがありました。野外で風景画が描きたくなりました。
展覧会については、下記のサイトをご覧下さい。
「だいしたとうじろう」で、画像検索するとたくさんの作品が見られます。
http://mw.nikkei.com/tb/#!/article/DGXDZO71852600X20C14A5BC8001/
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